ネルソン・マンデラのラグビー映画インビクタスに見る南アフリカに影響を与えた信念とは

『ラグビーワールドカップ2019』の開幕記念に地上波放送される映画『インビクタス/負けざる者たち』(Invictus)は、2009年のアメリカ映画です。

この映画『インビクタス』に見る、南アフリカのラグビーに影響を与えた『ネルソン・マンデラ』元大統領は、何をどう考え立ち向かって行ったのでしょうか。

数々の試練に見舞われながら、ラグビーだけでなく、南アフリカの国のあり方を問う彼の生き様は、今も人々に語り告げられています。

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ネルソン・マンデラとは

 https://www.amazon.co.jp 引用

ネルソン・マンデラ氏は、酋長の家系に生まれ、大学にも進学して弁護士になりますが、反体制活動家(アパルトヘイト)として27年ものあいだ投獄されていました。

27年間もの長い間、国家反逆罪で終身刑の判決を受けた罪人として獄中生活を送っていたため、釈放された時には『電子レンジ』がわからず、テレビと勘違いしたというエピソードも残っているほど、貴重な人生の時間を費やしてしまったということになりますね。

釈放されて4年後に初の黒人大統領になり、人種差別の撤廃と民主主義に人生を賭けてきた功績は世界も認める程です。

『人生を捧げ闘い続けた』という言葉がぴったりの、まさに『ヒーロー』なのではないでしょうか。

しかし、2018年、マンデラ氏生誕100周年を迎える今も、人種差別はいまだ完全にはなくなっていない事から、マンデラ氏のこれまでの志に対して『裏切り者』と言う、わずかな人がいるのは哀しい事ですね。

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ラグビー映画”インビクタス”

アパルトヘイトを背景とした混沌とした時代。

南アフリカ代表のラグビーチーム「スプリングボクス」は当時低迷期で更には白人が多いラグビーは黒人の間では人気はなかった。

それを、マンデラ氏は『このチームが南アフリカの白人と黒人の和解と団結の象徴になる』と考えたというところから、彼の”慈愛と平等の精神”がそれに現れているのではないでしょうか。

難題を根底から覆すこの試みは人の心を動かし、ひとつの目的に向かって進んで行く、まさに”One for all, All for one”ですよね。

また、マンデラ氏は、『スポーツはそれまで絶望しか存在しなかった場所に希望の光を灯す』何事も達成するまでは不可能に思えるという言葉も残しています。

インビクタス”Invictus”の意味

 https://www.amazon.co.jp 引用

Invictus”とは、『征服されない』『屈服しない』を意味するラテン語で、この映画の背景にある”アパルトヘイト”に対してのスピリットだと言えます。

マンデラ氏は、27年もの間投獄されていましたが、そんな辛い経験をしながらも、自分の運命を受け入れ、白人や社会をも憎まなかった彼の姿勢に崇高な精神さえ感じます。

普通の人間ではとても持ちこたえられないほどですが、彼が何故そんな長い期間心が折れず、誰も憎まずにいれたのはどのような理由があったのでしょうか。

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南アフリカに影響を与えた彼の信念とは

アパルトヘイトのような体制の白人による支配に反対し、そして黒人による支配にも反対していたのは、全ての人々が『平等』な機会に恵まれるというもの

民主的で自由な社会ということに理想を掲げ、この理想に人生を成し遂げたことで私を判断するのではなく、失敗して再び立ち上がった回数で判断してほしい』と話しています。

常に問題と向き合い、まさに人生を賭けた自分との戦いだったのかもしれません。

南アフリカで初めて民主的に選ばれた大統領で、ノーベル平和賞の受賞者でもある彼ですが、独裁者の多い南アフリカでは珍しくⅠ期で大統領から退いています。

私は人種差別を嫌悪する。それは、白人からであれ黒人からであれ野蛮なことだと思うからだとも言葉を残しています。

報復するよりも情けをかける方が、この世界ではより多くのことを成し遂げられる

世界中から愛された政治家ネルソン・マンデラ氏の残した言葉には奥深い人への思いやりを感じます。

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まとめ

 

ラグビーには”One for all, All for one”という言葉がありますが、実は『一人はみんなの為に、みんなは一つの目的の為に』という意味らしいのです。

ひとつの目的の為に一丸となって向かっていくという素敵な言葉ですよね。

今は、あまりに個人主義に走り、人と協力して同じ目標に向かって努力するという事が少なくなってきているのではないかと思います。

ラグビーワールドカップ開幕記念に放送される映画『インビクタス/負けざる者たち』は、とてもタイムリーで私達の今に、考える機会を与えてくれたように感じます。

ネルソン・マンデラ氏の人生を賭けて講じてきた哲学を、今もう一度思い出し、日々の自分自身に置き換え歩んでいきたいものです。

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