羽生結弦 とネイサン・チェンの違いは?得点から見る実力の差は?

国際大会で羽生結弦選手とネイサン・チェン選手が出場すると、二人の『一騎打ち』とさえ言われフィギュアスケート男子は二人の時代と注目されています。

今後の国際大会でも、羽生選手とネイサン選手二人の競い合う姿が見られると予想されます。

羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の違いや、二人の得点から見て実力の差があるのかも見てみたいと思います。

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羽生結弦とネイサン・チェンの違いは?

引用:HUFFPOST

羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の違いって何処にあるのでしょうか。

あくまでも素人の個人的な見解として、フィギュアスケートは優劣というものを決定するものではなく、それぞれが持つ個性で選手自身の目標に向けて試合で全てを出し切った選手が優勝するものだと感じています。

羽生結弦とネイサン・チェン違い①演技

まずは演技、ネイサンチェン選手はダイナミックでパワフルで男性的、同じフィギュアスケートでもアスリート的な要素が強い感じがします。

羽生結弦選手も、もちろん力強さはあっても中性的なしなやかさと、エレガントであり可憐さもある、どちらかと言うとアーティスティックな印象です。

それぞれの衣装からもわかるように、そのイメージは表現力にも繋がっている感じがします。

羽生結弦とネイサン・チェン違いネットの声

羽生結弦とネイサン・チェン違い②衣装や選曲

二人の衣装は見た目も全く異なったイメージですよね。

二人とも衣装にはこだわりがあって、羽生選手もネイサン選手も衣装デザイナーがいます。

また、選曲についても二人の思いはさまざまで、どんな事を考えながらスケートをやっているのかが垣間見れるエピソードもありました。

羽生結弦の衣装

特にここ最近の羽生選手の衣装は『羽』や『スワロフスキー』『レース』などビジューでキラキラ、エレガントで幻想的なイメージがあります。

羽生選手の衣装を手掛けるのは、宇野昌磨選手や紀平梨花選手、宮原知子選手と同じ衣装デザイナー『伊藤聡美』さん

羽生選手の名字から、”『羽』が生まれる”と書くので『羽』がテーマです。と話す伊藤さんは、選手一人一人の個性を生かした羽生選手でしか着こなせないもの、ジャッジ陣の席からも目立つものを心掛けて作成しているそうです。

羽生結弦の選曲

羽生選手は、2014年のソチ五輪フィギュアスケートのエキシビションで、チャイコフスキーの「白鳥の湖」をモチーフにした、川井郁子さんの『ホワイト・レジェンド』を披露しました。この曲への思いを羽生選手は次のようにコメントしています。

『ホワイト・レジェンド』が3.11後の私のスケートの原点であり、本当に特別な曲です。毎回、感じる曲の凛とした強さと美しさを表現できていればと思います。この『ホワイト・レジェンド』という曲に巡り合うことができ、また、滑ることができ本当に幸せです。

羽生選手には震災で経験した思いが今に繋がっていて、曲を聞いて自身で気づいてその曲を表現していく感性の鋭さを感じます。

ネイサン・チェンの衣装

ネイサン選手の衣装にはネット上でも物議を醸していて、『変衣装』のイメージが強いのですがネイサン選手はどんなこだわりがあるのでしょうか。

特に2019GPFのフリーで登場した『卵焼き衣装』(と言われていますw)には、演技の素晴らしさを飛び越えて違和感しかなかったというネット上の声もありました。

そんな衣装を手掛けるのはアメリカの著名なデザイナー、ヴェラ・ウォンさんですが、毎回本当に独特な衣装でネイサン選手は『本当にスパンコールが嫌い』『僕が求めているのは着心地がいい服だ』と、こだわった衣装だったようです。

個人的には『曲との整合性は?』なんて思ってしまいますが、ネイサン選手にとっての優先順位は『着心地のよさ』のようです。

 

ネイサン・チェンの選曲

印象的なのは2019年シーズンSPの曲”キャラバン”で、『20世紀最大のジャズ・ポピュラー界の音楽家』と言われているワシントン出身のデューク・エリントンが作曲したものです。ネイサン選手の選曲のこだわりについては次のように話しています。

ここ2年で選んでいるモダンダンス的な作品は、僕も本当に気に入っています。でも子供の頃にバレエ学校でクラシックバレエを身体に染み込ませてきているので、やっぱりクラシックを踊るときのポジションが快適というか、踊りやすいなと思います。ただ、今はクラシックに戻るというよりは、新しい分野、新しい自分を開拓してみたいなと思っています。まだ本物のジャズは体験していませんし、タンゴも踊ったことがない。他にも挑戦していないジャンルがたくさんあります。これからは、クラシックが基礎にある上で、新しい分野を探求したいと思います。

ネイサン選手も羽生選手と同じく『進化』していくためのチャレンジ精神を忘れないモチベーションの高さを感じました。

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羽生結弦とネイサン・チェン得点から見る実力の差

2019年3月に行われた『世界選手権』で、惜しくも羽生選手が銀メダルとなりネイサン・チェン選手が優勝した際に羽生選手の負けず嫌いを思わせる『負けは死も同然』と言うセリフまで飛び出ました。

二人が出場する世界大会では『一騎打ち』と言われて、毎回二人の演技が注目されてます。

羽生結弦とネイサン・チェン得点差

2019年12月にトリノで開催されたグランプリファイナルの結果は、ネイサンチェン選手が驚異の335.30点を叩き出し2位の羽生結弦選手とは43.87点もの差をつけて優勝しました。

羽生結弦のGPF2019結果

羽生選手のGPFのSPの得点は97.43点、FSは194.00点総合291.43点でした。SP終了後はすでにネイサン選手に12.95点差をつけられて自力での逆転が厳しいという状況になり、結果43.87点という大差をつけられて総合2位になりました。

羽生選手のSP演技では、予定した連続トゥループが4回転の単発になり、規定を満たさず出来栄え点(GOE)も最大幅の減点になったこと、FSでの3A/3Aが単発で終わったことなどが大差でのGPF敗北に繋がったようですが、これまでにない過酷なプログラムであったのは言うまでもありません。

また、GPFはコーチの不在という不運も重なりましたので、ジャンプの調整など客観的にアドバイスを求められなかったという大きな敗因になったのは間違いないですね。

ネイサン・チェンのGPF2019結果

ネイサン選手のGPFのSPの得点は110.38点(自己ベスト更新)、FSは224.92点総合335.30点歴代最高スコアを叩き出しました。

ネイサン選手のSPは、これというミスもなくキレッキレのジャンプで得点も110.38点、冒頭の4回転ルッツのGOEが4.44という数字には驚きましたね。ノーミスでクリーンな演技で安定感もありました。

FSも相変わらずの安定感で力みのないジャンプを綺麗に成功させて、全てのエレメンツでGOEの加点もあり完璧な演技を披露しました。

羽生結弦GPFの得点差について

ネイサン選手との40点差をどう受け止め、どう埋めていくかという記者の質問に対してのコメントです。

点数ほどの差はないと思う。この採点システム自体、細かいミスをすればするほど差は開いていく。降りたジャンプは数多くあり、特にループとルッツは加点ももらえている。なので(ネイサンとの)差はそれほど感じていない。ただショートに関してはトゥループの不安、そこをどうやって変えていくか、ループにする可能性も含めて考える。色々楽しみながら強くなっていきたい。

羽生結弦とネイサン・チェン得点差での見解

イタリアのスポーツメディア”OA sport” がGPFの羽生選手とネイサン選手の得点について興味深いコメントを出していました。(以下:惑星ハニューにようこそ!さんより引用させて頂きました)

二人のパフォーマンスには大きな違いがあることを強調しておかなければならない。
アメリカの選手は、スケーティングは良いものの、日本の選手に比べて振付という観点において明らかに簡単なプログラムを披露した。ステップがより乏しく、特にトランジションは不十分だった。
トータルとフリーで新たな世界最高得点を記録し、優勝に相応しかったこの選手の重要な演技を貶すつもりは毛頭ないが、息を整え、高難度ジャンプの準備をするために有益な空っぽな時間が何カ所もある「楽な」振付の中で5本の4回転ジャンプを実施することは、(絶対的難度という点において)より簡単であることを強調しておく必要がある。羽生結弦のフリープログラムはより体力を消耗する振付であり、実際、あらゆる細部まで洗練され、非常に豊かなパフォーマンス全体の並外れた複雑さによって、当然のことながら演技が終わると疲れ切っていた。しかし、残念なことに彼の複雑なプログラムはジャッジ達によって演技構成点であまり評価されず、「skating skills」、「transition」を含む全項目でチェンを下回り、このことはフィギュアスケートファンとスケート関係者を当惑させた。
これを踏まえた上で二人のFS(フリースケーティング)を見比べるとよく理解出来ますね。
特に「transition」トランジションについては納得でした。(簡単に言うとジャンプとジャンプの間、つなぎの意味)

羽生結弦GPFのFS【動画】

ネイサン・チェンGPFのFS【動画】

羽生結弦とネイサン・チェン動画比較

ネイサン選手のジャンプの安定感は素晴らしく優勝に値する演技ではありましたが、”OA sport”では、羽生選手よりネイサン選手の方が『ステップがより乏しく、特にトランジションは不十分だった』『息を整え、高難度ジャンプの準備をするために有益な空っぽな時間が何カ所もある「楽な」振付の中で5本の4回転ジャンプを実施することは、(絶対的難度という点において)より簡単であることとありました。
(惑星ハニューにようこそ!さんより引用)
改めて見ると、ネイサン選手は何となくジャンプしか印象がない感じもします。

 

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羽生結弦とネイサンチェンの違いは?まとめ

羽生結弦選手とネイサンチェン選手の違いや、得点の差についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

羽生選手の独壇場と思えた数年前のオリンピックでしたが、あれから頭角を現し羽生選手のライバルとなり、また脅威となっているネイサン・チェン選手も素晴らしいですよね。

様々な見方がありますが、お互いが刺激をもらい合い『フィギュアスケート界をもっと高みに押し上げていく』という共通の目標があって、お互いをリスペクトしているところがまた素敵です。

それぞれの個性を生かして進化していく二人に今後も目が離せませんね。

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